間違っていい。間違いがいい!
- Furuta Emiko
- 2022年3月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年12月20日
レッスンをしていてうまく弾けず涙が出てしまう生徒さんも時にはいます。
そういう時はレッスンを中断してゆっくり話を聞くことも・・
こちらの教室ではレッスン中、基本親御さんを同室させていません。
がんばりやさんのお子さんほど、講師の前で失敗したりまちがったりしたのをお家の方に見られるのが悲しいからです。
なのでお子さん自身が「今日はママにきいてほしい!」というときだけ、聞いていただくようにしています。聞いてもらえるのはやはり嬉しいようです。
話はもどりますが・・・
「間違うこと・失敗することはダメなこと。格好悪いこと」
と必要以上に感じてしまう子がいます。
最近とくに増えているなぁと感じます。
でもまぁ、学校だと自分の発表をクラスのみんなに聞かれるんですもんね。
そりゃ、間違えたくないです。大人でもそう思います(^_^;)
ですから、そのようなお子さんにはレッスンの中で
「ここの教室では間違ってもいいんだよ。
失敗したって誰も責めないし、バカにしないよ。
あなたが上手くできなくて困っていることをどうしたらできるようになるか考えるのが先生のお仕事なんだよね。だから分からないことでも感じたことでもなんでも伝えてほしいな」
と、くりかえしくりかえし言います。
そうすると、違う音が出ることや指が思うように動かないもどかしさを話すことで認識してくれます。私に伝えながら途中で
「あ!わかった!こうすればいいんだ😃」
とひらめく子もいます。
そうなったら、あとは一緒にどうしたらできるようになるか考えるだけです。
ピアノの練習って苦行のように感じる方もいるかもしれませんが
意外にそんなことの積み重ねなんじゃないかなーと思っています。
「失敗は成功のもと」という諺がありますが、まさにそうですね!
コメント